今回は全世界株式に長期で投資する場合のシミュレーションをしてみました。FIREを目指す方や、老後資金に当てたい方の目安になるかと思います
当然ですが投資にはリスクがあります。投資判断は各自でお任せします
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前提条件(シミュレーション)
- 投資対象:全世界株式(例:eMAXIS Slim 全世界株式)
- 年利:7%(長期実績ベース)で複利計算
- 積立額:
月1万円 → 年数に応じて増額(5年ごと)
年数 | 月1万円 | 月3万円 | 月5万円 | 月10万円 |
---|---|---|---|---|
1年 | 12.4万円 | 37.2万円 | 62.0万円 | 124万円 |
5年 | 71万円 | 213万円 | 355万円 | 710万円 |
10年 | 175万円 | 525万円 | 875万円 | 1,750万円 |
15年 | 336万円 | 1,009万円 | 1,681万円 | 3,362万円 |
20年 | 574万円 | 1,722万円 | 2,870万円 | 5,741万円 |
25年 | 924万円 | 2,773万円 | 4,622万円 | 9,245万円 |
30年 | 1,443万円 | 4,330万円 | 7,217万円 | 1.44億円 |
※すべて概算、年利7%、毎月末に積立・年1回複利運用と仮定。
※増額ではなく「最初から一定額」での比較です(段階増額版は次に記載)。
段階的に月額を上げるパターン(例:月1万円→3万円→5万円)
年数 | 月額 | 積立資産(7%想定) |
---|---|---|
0〜5年 | 1万円 | 約71万円 |
6〜10年 | 3万円 | 約551万円(合計) |
11〜15年 | 5万円 | 約1,437万円(合計) |
16〜30年 | 5万円継続 | 約6,547万円(合計) |
→ 最終的に約6,547万円に到達します(月額を段階的に上げたケース)
なぜ全世界株式に注目するのか
「投資って結局、何にどれくらいの期間、どの金額を積み立てればいいの?」
こうした疑問に答える一つのシナリオが、全世界株式にコツコツ投資を続けることです。経済成長を広く取り込むこのインデックス投資は、個人投資家にとって最も合理的な選択のひとつとされています。
全米株式の投資信託もあるのですが、全世界の成長も取り逃がしたくないという人におすすめです
投資額別シミュレーション(1年〜30年)
月1万円でも30年後には1,443万円。
月3万円であれば4,330万円。
月10万円ならなんと1億円超え。
複利の力と「長期・分散・積立」の凄さがわかります。
投資を始めるなら、若ければ若いほど、または長生きをする自信がある人にとっては最強の投資方法の一つです
そして、最初は少額から始め、徐々に投資額を増やすパターンも現実的でおすすめです
シミュレーション条件について
- 年利:7%(過去の全世界株式の平均リターンに基づく)
- 毎月の積立、年に1回の複利で再投資
- 課税や手数料は考慮せず(つみたてNISAやiDeCoで非課税運用を前提)
全世界株式とは?特徴とメリット
- 地域分散:米国・欧州・新興国などを広くカバー
- 企業分散:数千社以上に分散投資
- 低コスト:信託報酬も年0.1〜0.2%程度
- 放置できる:銘柄選定不要でプロにお任せ
投資を続けるためのコツ
- 毎月の投資額は「生活に支障のない範囲」で
- 投資額はライフステージに応じて増やす(昇給・副業など)
- 一喜一憂せず、「相場は上下して当然」と割り切る
- 証券口座から自動引き落としで仕組み化
まとめ:時間と分散こそ最大の武器
30年間、地道に積立を続けた結果は、想像以上の大きさになります。
「月1万円×30年=360万円」の元本が、1,400万円超に。
しかもリスク分散もされていて、放置でもOK。
今すぐに月5万円投資できなくても構いません。
「始める」ことが、何より大きな一歩なのです。
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